こんにちは!
以前、無痛分娩の費用面を軸とした記事を書いたので、和痛分娩と感じた痛みの比較について書こうと思ってるのですが、話の流れが分かりやすいように先に1人目の無痛分娩出産レポを残そうと思います!
約3年前の事ですがiPhoneのメモに収めたままでした😂
先に結論から言うと、(2人目の出産に比べたら)麻酔の恩恵をある程度受けることができた天国かのような出産でした✨笑
出産の流れは人によって様々であり、あくまでここからの内容は計画無痛分娩を経験した私個人の一例です💡
無痛分娩の処置の方法や、どの程度痛みを取り除けるかは産院によって異なるので、これから無痛分娩を検討される方は、産院で医師から詳しい処置の内容を確認してくださいね😌
妊娠38週2日 出産4日前 分娩日の前倒し
産院はクリニックで、臨月に入った頃に胎児の成長具合やお腹の張りなどから計画分娩日を言い渡され、当初は予定日の2日前(39週5日)でした。
しかし、この頃には自宅で普通の生活を送るのも困難なくらい起き上がるのすら精一杯で、夫に付き添ってもらって行った妊婦健診…
診察の最後に医師から「(出産は)4日後だね。3日後管理入院ね。」と言われる😳
そのまま入院じゃなかっただけ良いが、予定より一週間近く早まって超ドキドキw
入院までに産気づかないよう安静に過ごしました。
妊娠38週5日 出産前日
PM4:00
よくSNSで見かける「入院バッグ」は必要なく、ほとんど産院で準備されている&コロナ超初期で面会可能だったので必要なものは後日夫に頼もうと思い、化粧ポーチだけバッグに詰めるw
PM5:30
しばらく夫婦だけで外食はできなから近所で食事をする。
「5年間、2人で楽しかったねぇ」などと思い出に浸る😂
PM6:30
病院到着。
病室に通され少しして夫は病院を後に。
PM7:00 NST
どちらも順調。
※NSTとは、赤ちゃんの心拍や母体のお腹の張り具合を見るもの。
PM7:30 内診
⚫︎ラミナリア挿入処置
子宮頸管を広げるタンポンのような器具なんだけど、赤ちゃんが子宮の上の方にグッと押し上げられる感じで本当痛かったのと異物感がすごい😱
※控えてる方いたらごめんなさい…これを「無痛分娩で最大の難関」と言う人もいれば、全く痛くなかった人もいるんだとか!!個人差すご。笑
⚫︎硬膜外麻酔(カテーテル)の処置
横になって体育座り見たいな体勢になるんだけどお腹大きいので苦しいw
管を入れる前に背中に麻酔を塗るので痛くはないんだけど、刺す時にずれてしまうと骨髄を傷つけてしまうので緊張から全身油汗かいたw
管が通された後は体がプルプルして歩行が不安定。
看護師さんに支えられながら病室へ戻る。
PM8:30
アドレナリンで眠れない人が多いらしく妊婦でも服用できる睡眠導入剤をもらう。
PM9:00 点滴
一発目失敗。この針がまたぶっとい…
5分後にやった二発目で成功😮💨
PM11:00
眠れる気がしなくて睡眠導入剤を服用。
妊娠38週6日 出産当日
AM2:00
硬膜外麻酔の管と点滴の針への違和感&前駆陣痛などで眠れない🫠
AM4:30 起床
結局全然眠れなかったw
まだ準備には早すぎるので横になって体力温存。
AM5:30
アドレナリン大放出で眠れなかったため諦めて洗顔・歯磨きをする。
(まるで遠足前夜眠れない小学生w)
AM6:10
看護師さん登場。血圧を測る&浣腸。ほんと嫌だった😱
AM7:20 内診
⚫︎ラミナリアを抜く処置
前夜に挿入してたラミナリア…
入れるのも抜くのもめちゃめちゃ痛い😭
妊婦健診の“内診グリグリ”(膣内の触診など)は平気な方だったけどこの痛みはトラウマw
AM7:30
急激に陣痛を感じ始めて、立てない!歩けない!助けて!!!と助産師さんに助けを求める。
かなり痛いのにまだ子宮口1cmしか開いてなくて絶望。
正直、1人目は便意と陣痛の区別できなかったんだけど同じ人いる?笑
計画無痛分娩でも陣痛を感じてから麻酔を投与するのでこの辺は普通に痛い😂
AM7:40 麻酔開始
診察室からLDR(陣痛室・分娩・産後の回復までを行う部屋)に行くので精一杯。
さっそく麻酔投与。一発じゃ効かず二発✌🏼
すると、サァーーーッと痛みの抜けていく感覚がある!
それはそれで怖いけどその時は痛くないならなんでも良い😇
AM8:10 朝食
陣痛がありながらも麻酔が効いているので普通に朝食をとる。
麻酔はどちらか半身に効き過ぎることがあるんだけど、この時は左半身がよく効いていたみたいで軽く左手震えながら食事してた😅
助産師さんに伝えると、効きが弱い方を下にして横になったら麻酔が平等に行き渡った!
AM8:30 陣痛促進剤投与
促進剤は、量や種類の調整が都度行われる。
陣痛が分娩に繋がらなければ一度帰されることもあるらしい(生き地獄w)
AM9:30
子宮口順調に開き始める。
面会開始時刻で夫到着。
AM11:30 破水
医師による人工破水。
妊婦健診では厳しい先生だったけど出産の時は優しく、その時つけてたテレビの会話で笑っていたら「パンッ!」と音がして足元が生ぬるい池に浸かった感覚…破水やん!!!なんかやるなら言ってよ😇と思ったの忘れられない。笑
しかし、2人目の出産を経てこの行動に感謝することとなる。笑
PM12:00 昼食
変わらず陣痛をダイレクトに感じることはないんだけど、麻酔の副作用で頭痛がひどく、少しだけ昼食とって残りを夫にあげる。
喜んで食べてた人w
PM 1:00
頭痛がひどいことを伝えると、少し楽になるようにと助産師さんにベッドをフルフラットにされる(これが運の尽き…)
PM 2:00
痛くはないけれど陣痛の波を感じるようになる。
隣の部屋で同じく陣痛なぅの方がいたらしく、「どっちが早いかなー?」「こっちかなー?」などの助産師さん同士の会話が聞こえてくる(競馬かよww)
PM 2:30 陣痛を感じた地獄タイム
ベッドをフルフラットにされてから耐えられない程の頭痛になる。
ボーッとしてきたり不安になったので助産師さんを呼ぶ。
保冷剤をお腹のあたりから当てられるんだけど、首までなんにも感じない😨
頭まで行き渡ると眠っちゃうし、分娩になってもいきめないし、てかこの状況やばくない?!(しかし眠い…w)
と思ったところに医師登場🥹✨
麻酔は一旦止められ、座る体勢になって下半身に麻酔を流す。
じわじわと陣痛を感じ始める…
フルフラットにして全身に麻酔行き渡らせた助産師さんはこっぴどく怒られてたw
陣痛の波の時、「ゔゔぅーーー」となる。
朝感じた痛みとはレベチ過ぎて泣いたり吐きそうになったり🤮
PM 3:15 麻酔投与
陣痛が耐えられなくなり麻酔を再び入れてもらう。
陣痛に比べたら副作用の頭痛なんぞ屁の河童。笑
医師から「向こうが先だったね〜」とお隣さんが出産終わった報告を受ける(だから競馬っぽく言うのやめい🐴w)
立ち合いの夫は、手術衣(ガウン)を着るため退出。
PM 3:25 分娩開始
痛みが緩和された余裕からか、時計を見て「キリ良く3:30に生みたいなぁ」と考えたりした。笑
お産が進んで急にバタバタし始め、夫が泣きながら部屋に入ってくるww
まだ生まれてないのに感極まってて草w
LDRは陣痛中は普通のベッドなので、いざ分娩!となるとどうなるんだろう?と思っていたら、脚が開いて分娩台になった😳感動。
陣痛をもろに感じてないといきむタイミングが分かりづらいので「今いきんでー!」と言う指示に従う←
「顔をおへそに向けてお腹に精一杯の力を入れて」とか言われたかな?
数回いきんだ末に吸引されて長女Amelie爆誕。
2人目の激痛分娩を経験して思ったことだけど、ある程度麻酔の恩恵を受けれられた無痛分娩は生まれた時に感動する余裕がある🥺✨(陣痛で体力削られると感動よりも達成感で疲れ果てる。笑)
妊娠期間:38週6日(妊娠10ヶ月)
所要時間:7時間36分
出血量:322ml
体重:2760g
身長:49.5cm
元気な女の子が生まれました🎀
出産後は胎盤の排出・会陰縫合したけど麻酔がまだ効いてるので痛みなし!
すぐに動くと体調が急変するかもしれないので、1時間くらいそのまま横になる。
この時、麻酔の副作用(嘔吐&頭痛&発熱)オンパレードでした😱(シンプルに体調急変w)
麻酔が完全に抜けるまで数日間ボーッとするんだけど、その間も完全母子同室で右も左も分からぬ育児が始まって瀕死だった。笑
無痛分娩は名称の影響で「何も痛くない」と思われがちだけど、ラミナリア(又はバルーン)処置・後陣痛・会陰の縫合後は傷そのものが普通に痛いです😂
身近に無痛分娩経験者が少なく、知識があまりない中での出産だったので、処置や流れなど何度もソワソワしました。
中には、最後まで無痛を味わえなかった人や、麻酔の副作用のリスクもあるけれど、身体へのダメージが少なくて冷静でいられるのはメリットだと思います◎
近年多くなってきたように感じる無痛分娩も日本ではまだまだ少数派。
無痛分娩は完全に痛みを取り除けるものではなく、普通より痛くなければラッキーくらいの心構えでいることをおすすめします🌟
以上、第一子無痛分娩体験レポートでした!
Have a good day🫶🏼