妊娠・出産

《無痛分娩 出産費用》明細も全て公開!

こんにちは!2児ママあやのです。

今日は、子供を出産した際にかかった健診費用や分娩費用の詳細を解説します💡

私自身、第一子を授かるまでどれだけお金がかかるのか&国や自治体の支援がどれだけあるのかを知らなかったので、この記事から出産の際に手元にいくらあると安心なのかをイメージできればと思います😊✨

一人目と二人目は違う病院で出産したので、今回は第一子(2020年2月出産)の費用を紹介します!

いくらかかった?

結論からいうと、自己負担の総額は¥386,090でした!

▼内訳は下記の通り
母子手帳もらう前の検査費用…¥21,330
妊婦健診(13回)…¥77,430
分娩費用…¥278,330
産後の健診…¥9,000

無事に生まれて何よりなんだけどさ、、意外とお金かかってた😳💸

ちなみに東京23区内の無痛分娩の自己負担額としては安い方なんですが、当時私が住んでいた自治体は出産お祝いギフト1万円分のみ。

しかし!!!
例えば、当時の港区では「60万円を上限として出産育児一時金(42万円)を差し引いた額を援助」されていたのです!=私がオンボロアパートでも港区にさえ住んでいたら、自己負担額0円で出産できたのですww(2023年3月現在は上限73万円らしい!すばらしい!)
いやぁ港区税収すごいんだろうけどさ、住んでるところでこうも違うとは思わなかった…😭

話が逸れてしまいましたが、上記は妊婦健診受診票(母子手帳と一緒にもらえるクーポン)による助成や出産育児一時金(健康保険から支給されるお金)を除いた実際に手元から出ていったお金です。

出産するまで、ぼんやりと「助成金とかで大体まかなえて少し足が出るくらいだろう」と思っていたので驚きでした。というか、産院のHPの料金表では当初そのくらいの予定だった…!実際に出産するまでリアルな数字は分からないですね〜😱💦

もちろん出産する病院や分娩方法で自己負担額は大きく変わります!

妊婦健診の平均負担額

実際に支払った金額

妊婦健診の費用は全額自己負担ですが、各自治体で公費による助成があります。(母子手帳が交付されるとクーポンが付いてくるよ!)

▼私が実際に支払った金額はこちら

受診日 支払額
19.7.18 1 ¥6,190
8.1 2 ¥9,400
9.2 3 ¥19,110 ※後ほど詳細を書きます
9.30 4 ¥3,520
10.28 5 ¥5,930
11.18 6 ¥2,930
12.5 7 ¥3,230
12.19 8 ¥3,530
20.1.6 9 ¥2,930
1.20 10 ¥3,530
1.27 11 ¥7,930
2.3 12 ¥3,530
2.10 13 ¥2,930

※高額な時には検査を行なっています。

平均すると毎回¥5,745の負担があり、妊婦歯科検診を含めて健診の費用は¥77,430の自己負担となりました🥺

ゼクシィBabyによると、平均5万円程度というアンケート結果なので、7万円台は高い方。無痛分娩に特化している産院は健診費用も高い傾向にあると感じます。

一番高額な3回目の費用詳細

トリプルマーカー検査費用
全額実費 約¥18000

私が出産したクリニックでは、妊娠初期に「トリプルマーカー」(採血から胎児が対象疾患※主にダウン症と形成異常に罹患している確率を算出する検査)をして、結果次第ではより高度な医療を受けられる提携病院への転院の可能性があるとのことで検査をしました。

出生前診断には色々な種類があり、それぞれに賛否があると思います。
この時は病院の方針で行いましたが、お腹の赤ちゃんの病気を調べることで、生まれてからどのような治療が必要なのか、同じ病気の赤ちゃんはどのように育っているのか、というようなことを妊娠中に知ることができ、赤ちゃんを迎えるための準備ができるのは良い点だと思いました。

▼平均の確率はこちら当時の私の年齢(26歳)では確率1/992で、検査結果は1/3182と低かったので、その後の羊水検査や転院はなくそのまま出産まで受け入れてもらえることに😌

現金払いのみ…予約金10万円!

産院の中には、分娩費用の予約金(約10〜20万円)を妊娠初期の頃に支払うことがあり、それは現金のみという場合も多いです。

私は2産院とも支払っており、この産院では「次回5万円(現金)を持ってきてね」と唐突に2回言われた😳(いや持ってくけどさ、突然言われてカツ○ゲかと思ったわww)

そして、万が一「他の病院で出産したい!」と気持ちが変わって転院になっても返金されないので、健診を受ける病院で産むのか、里帰りなどで出産は違う病院にするかは早い段階での判断が必要になってきます。

不確定要素多数の分娩費用

私の分娩費用の明細

一番気になるであろう分娩費用について。
都度支払う健診費用がボディブローとするならば、分娩費用は退院時に一括で支払うので一発KOという感じ🥊笑

▼私の分娩費用がこちら出産育児一時金(42万円)と予約金(10万円)を差し引いた金額です。

無痛分娩約10万円と室料約12万円あたりが痛い🤣
あと新生児管理6万円…何かあった時に対処してくれるのは分かるんだけど、生後1日目〜退院日まで完全母子同室はやめてー!!!(新生児室に一晩預けたいと言ったら微妙な顔されて寝不足すぎて母体休まらず詰んだ…😭)というのが今見返して思うところ。笑

出産費用の平均額

厚生労働省の調査によると、全施設での出産費用(室料差額等除く)の平均額は、令和2年度で46.7万円。
出産一時金(42万円)を受け取れるので、単純計算では自己負担4.7万円程。

しかし、私の明細を参考にすると「室料差額」が10万円を超えているので、自己負担が10万円を切ることは知人の経験談を聞いてもなかなかないのが現実🥲

出産費用は十人十色で様々な要因で変化します。
▼代表的なのは下記の3つ
1. 出産する都道府県
2. 出産する施設
3. 分娩方法

都道府県によって異なる出産費用

出産費用は都道府県によって差があります!

▼先程と同じく厚生労働省の公的病院での比較※令和2年度の結果

最も高い東京都は平均値で¥553,021、最も低い佐賀県は¥351,774、その差は¥201,247にもなる😳!!!
一般的に都市部は高く、地方は低い傾向にあります。

施設によって異なる出産費用

▼分娩できるのは主に下記の施設があります
・大学病院、総合病院
・クリニック
・助産院
(平均額は上から順に高い印象)

私は東京都の無痛分娩ができる病院にしか詳しくありませんが、東京で「御三家」と言われている愛育病院山王病院聖路加国際病院はもちろんお高め。
しかし最近では、都心部のクリニックも大差ないな〜と思うこと多々💸

費用は大事な要素ですが、自宅からの通いやすさ個室の有無などの設備行っている分娩方法医師の方針なども重要💡(妊娠後期に遠い病院まで健診に行くのは容易ではないし、完全母乳推奨の産院などもある😂)

出産は人生での一大イベントなので、HPで調べたり、電話で問い合わせたり、先輩ママの口コミを見たりして、納得する施設選びをおすすめします✨

妊娠のリスク程度によっては、クリニックでは受け入れ可否もあるので、NICU(新生児集中治療室)のある総合病院なども視野に入れると良いかと思います。

人気の病院は先々まで予約が埋まっているので、早めに予約するのがベター。
私は妊娠10週で予約しました😌

分娩方法によって異なる出産費用

自然分娩か、帝王切開などの医療行為を伴う分娩かで費用は変わります。

自然分娩:全額自己負担
帝王切開や吸引分娩などの異常分娩:健康保険が適用される

帝王切開の手術費は健康保険が適応されるけれど、入院期間が長いことや投薬など追加処置もあるため自己負担額が多くなりやすいです。

💡民間の医療保険に加入していると保障され、給付金の支払い対象になる場合もあります

無痛分娩の場合、痛みをもろに感じることが少ないため特に初産では出産時のいきみが弱くなり吸引分娩になるリスクが高いので、異常分娩に対応している保険に加入しておくのが吉。
ちなみに会陰切開(出産時に産道の裂傷を防ぐためや、赤ちゃんを出やすくするためにあらかじめ切開すること)も民間保険の保障範囲になっている場合もあるよ!

私は、無痛分娩(硬膜外麻酔)+計画分娩で10万円の加算でした。
無痛分娩の追加費用の平均は10〜15万円程で、計画分娩にも費用がかかる病院もあります💰

計画分娩の利点は、計画日は病院の営業時間内で決めるので時間外などの追加費用を抑えられ、立ち会うパートナーや産後育児を手伝ってくれる親族にあらかじめ予定を空けといてもらえるので、計画日前に産気づかない限りとても良い環境を整えられる😊✨

その他には、夜間や休日などの時間外に出産になると追加費用がかかります。赤ちゃんが出てきたいタイミングだから仕方ないんだけどね…🥺

知っておくと安心!社会保障制度

出産育児一時金

何度も話に出てきた出産育児一時金とは、健康保険の被保険者・被扶養者が一児の出産につき42万円を受け取れる制度。(2023年4月から50万円に増額予定)
これで出産費用の多くをまかなうことができます!

手続き:直接支払制度or受取代理制度or直接申請

ほとんどの場合が、健康保険への手続きを医療機関に代行してもらい退院時に42万円を差し引いた差額のみ支払う「直接支払制度」を利用するんじゃないかな💡

出産手当金 (産休手当)

会社員が産休中に受け取れる手当。
基本的に勤続年数は関係ありません。
自営業・フリーランスなどで国民健康保険に加入にている人にはありません(2023年3月時点)

育児休業給付金 (育休手当)

1歳未満の子供を養育する労働者(被保険者)が受け取れる手当。※最長2歳まで

▼支給にはいくつか条件があります
・雇用保険の保険料を支払っている
・育休後、退職予定がない
・育休前の2年間で11日以上働いた月が12ヶ月以上
etc

出産手当金同様、国民健康保険では支給がありません!(2023年3月時点)
保険料支払っているのに世知辛い…😂

高額療養費制度

1ヶ月の医療費が限度額を超えた場合、加入してる健康保険に申請をすると超過額が後から支給される制度。
帝王切開など、医療行為と認められた出産の際に活用できる。
上限額は、年齢や所得に応じて定められているよ!

医療費控除

出産費用も確定申告で医療費控除の対象になります🌟
医療費の負担が大きい場合、確定申告で控除の対象となり払い過ぎた税金が後日還付される仕組み。

▼控除の対象の費用は下記の通り
・分娩費用(出産方法問わず)
・通院時の交通費
・入院費
・妊婦健診や検査費用 etc

対象:社会保険・国民健康保険に加入している人(被扶養者も含む)
申請先:税務署

出産にまつわる領収書はお金と同義💰✨
全部とっておくのも確定申告も面倒ですが、返ってくるお金があるならもらいましょう!笑

まとめ

改めてまとめると、私が第一子出産時に支払った自己負担金額は¥386,090でした!

東京23区内の無痛分娩費用としては安い方だと思いますが…「日本国民を一人増やしたのにどうして身体だけじゃなく懐にも負担をかけねばならぬ😱💸」と思ったのが退院時の記憶ですww

また、出産育児一時金などが増額されたとしても、それに伴い病院の出産費用も値上がりする堂々巡りを見てきたので、どうか近い将来、出産費用そのものが保険適応し無償化になりますように…🙏

出産は、出産費用に限らず赤ちゃんを迎えるために揃える「出産準備品」にもお金がかかるので、どうしてもお金のことも気にしながら安く抑えようと希望の病院や分娩方法を考え直す方もいると思います。

しかし、出産は人生の一大イベント。母体にはどうしても負担がかかります。ホルモンが乱れ精神的にも不安定になりやすく、産後は忙しい生活が始まるので、妊婦さん自身が納得する病院や分娩方法で臨めることを切に願っています✨

この記事が誰かの産院選びや分娩方法選びの手助けとなれば幸いです☺️🌷

 

Have a good day🫶🏼

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